190630 屋久島の自然との触れ合い

今日は早朝より縄文杉トレッキング。

無事バスも出て、一番の便でスタート。

 

平坦なトロッコ道をクリアすると、

いよいよ山登り本番。

天然の石段と木の階段を登って降りてまた登り。

 

道中なかなかタフな道のりでしたが、

間近に見る壁のような縄文杉の圧倒的な

存在感、荘厳さに大きなパワーを頂きました。

 

ツアーでの参加者よりも、早めのペースで

進むことができ、別ルートの太鼓岩という

スポットにも立ち寄ることにしました。

 

この頃から雨足も強めになり、体力もかなり消耗。

そこに太鼓岩までの道のりは下調べが無かったので、

どこまで行くのか分からない、

道なき道をひたすら登る登る登る。

 

あともう少し案内看板が見えるのが遅ければ、

引き返していたかもしれません。

 

そんな縄文杉よりも大変な道のりで到達した太鼓岩。

 

山の頂にポツンと周囲7、8メートルの

丸い大きな岩だけがあり、

そこから眼下に見えるのは

霧と原生林が一面に広がる大迫力パノラマ!

 

去年行ったハワイのココヘッドの

頂上での爽快感も素晴らしかったですが、

太鼓岩は深い森を抜けて、

そこからパッと開けた大展望と

吹き飛ばされそうな風が

怖いくらい気持ちよかったです。

 

そんな歩き登り下りの道のりで約10時間、

脚の前後運動を繰り返した後は、

永田浜での夜のウミガメ見学。

 

幸いなことに、二頭のアカウミガメの産卵を

見ることができました。

見学会を運営されているウミガメ協議会の

スタッフの方たちの丁寧な説明と誘導により、

とてもデリケートで感動的なウミガメの営みを

拝見させて頂きました。

 

ウミガメの健気さと合わせて、

絶滅危惧種保護のためにさまざまなケアを

されている協議会の方たちの献身的な姿勢も

とても素晴らしかったです。

 

今日感じたこと
・自然は偉大過ぎる!
縄文杉の壮大さ、太鼓岩の迫力、

誰にも教わることなく自分の生まれた浜に

産卵に帰ってくるウミガメ。
屋久島のウミガメは米サンフランシスコ沖

まで泳いで20~30年後に産卵に帰ってくるそうです。)

そんなロマンを肌で感じました。

 

・それを守る人も偉大だ!
縄文杉、太鼓岩の道中にはトレッキング参加者が

迷わないように、きちんとピンクの目印がつけられ、

ロッコ道には枕木の上を歩きやすくするための

杉板が綺麗に敷かれていて。

ウミガメを守る協議会、宿を営み地元の方、

どこに行ってもゴミひとつない環境整備に感謝でした。

 

・体感して初めてわかる
縄文杉もウミガメもネットの知識としてはありました。

でも、実際の行動をしないと分からないことが

たくさんあると感じました。

実際に見て聞いてその場の空気に接したときに

初めて得られる感情を大切にしたいと思いました。

 

今度の声優体験も、こうした実体験と感情を

活かすように心掛けます。